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発達障害を
ユニーク=
ヒューマニティ症候群

呼んでみませんか?

突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。

Blog【 究極の開運法とは? 】

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いわゆる「開運」とか「開運法」というものは、一体何なのか。

少々ストレートな表現も使いながら、冷静な視点から考えてみたいと思います。


世間には様々な「開運法」があり、お金もかからずすぐに始められるものもあるようですが、大抵はグッズや鑑定料や何やらで大なり小なりの「投資」が必要な場合が多いと思います。占いも同じだと思います。


総じて「開運法」というものは、運が悪いと思っている人や、将来に不安を持っている人を相手に、

「開運する方法」

というもの(言葉や紙や水晶や○○法など)を売り、売り手が儲かる商売(システム)だと思います。


また、商売とは、計画性のない貧乏人が一番引っかかる、とも言われます。究極の話、商売とは「相手のお金」をどうやって「自分のお金」にするか、です。語弊がありますが、商売と詐欺は「スペクトラム(連続)」なのだと思います。どこまで自制心、良識を持てるか、が境目だと思います。そして「開運法」も同じなのだと思います。


多くの人は「開運法」という商売の消費者(誤解を恐れず言えば「いいカモ」)としてお金を払う行為をして、結局、開運したかどうか、その保証はされていません。たまに運良く宝くじが当たった人や事業に成功した人が「ご利益があった例」として紹介されますが、全員にご利益があった訳ではありません。しかし「開運法」を運営している側は儲かっているでしょう。


私は「本当の開運法」は、お金を払って得るものではないと思います。お金を払っている時点で、すでに他力本願であり、相手の商売に「運」を吸い取られている(?)と思います。


残念なことに、開運法に熱心な人程、開運しないのだと思います。(これは「占いを信じやすい人ほど不幸になりやすい」という事象に通じることだと思います)


その一番の理由は、本質的に他力本願であり、自分が取り組むべき人生の課題に直面することから、むしろ遠のいているからだと思います。そして、いいカモとして、人生の貴重な時間と自らの大切なお金を失うだけなのだと思います(ただし、多少は良い暗示効果はあるとは思いますが)。本当に自分がすべき事は何か、考え直してみるべきなのだと思います。


現実の人生は波瀾万丈です。幸運もあれば不運もあります。


本来は、自分の人生の課題から逃げることなく真正面から取り組み、それを自分で乗り越えていくしかないのだと思います。逃げてしまっている弱い心には隙があります。その隙につけ入ってくるものが社会には沢山あります。開運法、開運的商法もその一つでしょう。


逆に、本気で自分の課題に取り組み、一生懸命に頑張っている人には、必ず助けてくれる友人などの協力者が現れると思います。人生とは、そういうものではないのでしょうか。


また「情けは人の為ならず」。自分が誰かの為にプラスになることをし続けることで、いつかそれが自分に返ってくる。実は、それが究極の開運法なのかもしれないとも思っています。いわゆる「成功者」という人々は、社会の多くの人々のプラスになるものを発明したり開発した人の場合が多いと思います。大きくとれば、それは一つの「開運法」であるとも言えると思います。


改めて言いますが、自分の課題は自分で切り開くのが基本だと思います。そして、自力本願でしか自分の人生は変わらないことを、人は様々な「勉強」から学ぶと思います。そのためにいろいろと騙されたりします。それも「勉強料」「授業料」なのだと思います。


しかし、一生その勉強料を払い続ける人がいます。周囲から見れば明らかに何かに依存してしまっている人です。それは不幸なことだと思います。一見本人だけは「幸せ感」を持っているかもしれませんが、依存症の場合、家族が思った事を言えない雰囲気になっている場合も多く(依存症の本人が感情的になる場合が多く)、その抑圧が「機能不全家族」を生じさせ、究極は本人を含めた家族全体に不幸が広がります(特に一番弱い子どもに「しわ寄せ」がいきます。子どもの情緒不安定やときに自傷行為などにもつながります)。だからこそ、何かに依存することなく、自立した大人として生活をし、自分とその周囲とが真に幸せになって欲しいと思います。


発達的特徴をもつ人は、社会的に適切の範囲なのか、それを逸脱した不適切なものかどうかを見分けることが難しい人もいます(注意不安、判断不安、認識不安などで)。さらには、開運を求めたくなるくらい「不運」を重ねている人が多いのも実際です。しかし「治療」によってその不運も改善できる場合は多々あると思われます。開運したい悩みの根源に発達的特徴があるのならば、商売システムとしての開運法より医療による「治療」の方が助けになる場合は多いと思います。


普通に神社で売っているお守りも小さな開運グッズですが社会的に逸脱した値段設定はありません。しかし、逸脱した値段設定で鑑定やお祓いや物品を売るところや、非現実的な話(先祖の霊など)を持ち出し不安を煽るところには、出来れば近づかない方がいいと思います(そういった所は悪質であれば「公序良俗に反する違法行為」にも該当します)。その境目が、発達的特徴を持った人では分かりにくい場合が多いように感じています。



閑話休題。


ブログのタイトルに答えれば、「自分で『 開運法 』を作って売ればいい」のです。

 具体的には、占いや疑似信仰で既存の何かを便乗流用して「本物らしく」装い、それを見抜けず集まった人を相手に開運法や「お言葉」を教えて○○料を取る。

 他には、カウンセリングやコーチング、○○セラピスト、最近は育児アドバイザー的なもので、○○法人や○○協会を作って(そこの)公認資格や(そこの)公認インストラクター資格等を作り受講料を取って資格認定する。その資格を持っていると「そこの団体」の中で講師などが出来る。

 しかし、結局は履歴書では通用しないものばかりです。

 本当に役に立つ「公的な資格」は、安易な「公認資格」とは似て非なるものです。本当の資格は相当な努力を要するものだと改めて認識してください。これらについては、個人的にはおすすめ出来ません。大抵が、本質は詐欺だと思うからです。やるとしたら、社会的良識の範囲でやって下さい。


実際、多くの「開運的商法」をしている人は、これらを多少形を変えて実践しているに過ぎないのです。一応、自力で本願しています。ただし「親切」で開運法を教えるなら一切お金を要求しないでやるべきです。そこに核心があることを、理解することが大切だと思います。



(2015.2.15 公開 2015.6.15 更新)

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