発達障害を
ユニーク=
ヒューマニティ症候群と
呼んでみませんか?
突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。
私は、何事も、
「60点」
でいいのだと思います。
育児も、頑張り過ぎず、自分が考えた完全な育児の「60点」で十分だと思います。
毎日の子育てや家事も、完璧を目指すと自分が苦しくなります。60点で十分合格です。
仕事の面接を受けるとします。自分の想いを100%伝えきろうと、つい気負ってしまいます。
むしろ、気負いすぎることから「ちぐはぐ」な答えをしてしまうかもしれません。
私は、想っている気持ちの「60%」を伝えられたなら、十分合格だと思います。
あなたの気持ち、そして熱意は、分かる人には必ず伝わります。
落ち着いて、焦らず、「60点」でいいんだと思います。
日々、たくさんやるべきことがあります。
それでも、目標のすべてを完璧にこなすことなど、普通は不可能です。
私は「60点」で十分合格だと思います。
むしろ、もともとの目標設定を、自分の出来る最大力の「60点」に設定する方がいいと思います。
こだわりすぎることが、つい、知らないうちに自分を苦しめてしまいます。
80点や100点を目指さず「60点」でいいんだと思います。
「足りることを知ることが、幸せへの一歩」
これは、日々の中で幸せを感じる為の一つの方法でもあります。
欲を出し過ぎず、心を満たしていく。その為にも、少し目標を下げても悪いことではないと思います。
これは決して怠けているのではありません。
「少し力を抜いてみませんか」
ということです。社会も余裕がなくなっています。
その中で、少し冷静になり、少し余裕をもって自分とその周りを眺めてもいいんだと思います。
以前に読んだ会社人生の本に書いてありました。終身雇用のサラリーマンが当たり前の時代の話です。
「会社に入って定年までに、自分がやりたいと思える仕事ができるのは、せいぜい30%だ。むしろそれでも多いくらいだ。会社とはそういうものである」
自分の過去を振り返ってみても、本当にやりたいことの30%もできれば、それは十分幸せなんだと思います。
人生というものは、本来は不自由なことの方がたくさんあるように思います。
また、有名なエジソンは、
「天才とは99%の努力と1%のひらめきである」
と言ったそうですが(真偽は分かりませんが)、私は、
「人生とは99%の平凡な日々や努力の積み重ねと、もし1%でも喜びがあれば、それで十分幸せなことだ」
と思っています。毎日麻薬を打つならともかく、日々享楽の人生などないと思います。むしろ、たった1%の喜びの為に、平凡な日々を重ねられる人生こそ尊いように感じます。
肩の力を抜いて、長い人生、がんばり過ぎないように。
私はそれでいいと思っています。
※ 100%をストイックに目指したい人はとことんまでやってください。それもまた幸せだからです。
※ 怠けている自覚がある人は、目標として60点を目指してみませんか。そういう意味でも60点は大切です。
(2015.3.1 公開)
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