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突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。

Blog【 未来は予言できるのか 】

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「予言」

という言葉は、大人が使う言葉としては、本来はあまり適切ではない言葉だと常々思っています。「奇跡」という言葉と同様、本来は滅多に使われる言葉ではないと思います。これらの言葉には、論理性の欠如や判断の未熟性が伴う気がします。


特に不適切だと思うのは、悪質な占いや疑似信仰で不安を煽るような「予言」をしたり、小さな出来事を言い当てて、それを「予言が当たった」とか「奇跡」などと言い、霊感商法的に疑似信仰での信者獲得、維持などの行為で用いられる場合です。言葉そのものに神秘的な印象があるため人の心を惑わす面がある言葉だと思っています。


未来を考える時、

「予測」

「予見」

「予知」

そういった言葉は使ってもいいと思います。


そこで、タイトルを、

「未来は 予測 できるのか」

に変えたいと思います。


改めて問います。

未来は「予測」できるのか?


それに答えれば、未来は予測できます。決して予言ではありません。もちろん、すべての事象を予測できる訳ではありません。むしろ、分かることの方が実際には少ないと謙虚に考えるべきだと思います。しかし、時代の進歩とともに、分かることが増えています。「霊能力」とか「大人の嘘」ではなく、実際の事例を挙げましょう。


例えば、明日の日の出は何時でしょうか。日の入りは何時でしょうか。


現代科学の進歩により、太陽系の星々の動きは計算できるようになり、運行の予測ができます。また日食や月食が起こる日時なども、天文学的な計測と計算によって予測され、正確です。小惑星探査機の「はやぶさ」も、緻密な計算により、地球からの長旅を終えて帰還しました。


ことし2015年で言えば、

月食: 4月4日(皆既月食で日本各地で観測される) 9月28日(大西洋域)

日食: 3月20日(ノルウェー海など) 9月13日(部分日食、アフリカ南部など)

が予測され、それは正確です。


これらは正確な予測であり、太古の昔であれば、一つの予言と言えるでしょう。昔は長年の天体観測などから暦をつくり上げ、農業の作付けなどに生かしていたと思います。鋭い観察力と地道な観測から緻密に情報をまとめあげ、昔の暦は作られたと思います。むしろ、現代人からしたら、想像もつかない努力と経験の積み重ねだと思います。

それでは、現代社会で、こういった「予測」を独力の能力で出来る人がいるでしょうか?


疑似信仰などでは様々な「予言」が行なわれていると思います。さまざまな「奇跡」もさかんに宣伝されているように思います。


では、何故、東日本大震災を「予言」できた人がいなかったのでしょうか?

原発事故を「予言」し、多くの人をあらかじめ避難させられるような「奇跡」は何故なかったのでしょうか?

(「実は予言していた」等と言う場合はあるようですが、別に論じたいと思います)


遠くない将来、

 ① 首都直下型地震

 ② 東海地震

 ③ 南海地震

が発生することが「予測」されています。


これは、残念ですが確実に起こるものと考えなければならないでしょう。これらが起こることは、今では「予測」です。決して予言のような曖昧なものではありません。

これらが「起こる」と「予言」したとしても、現代では当たったというレベルの話ではもうありません。発生確率も示されています。十分な備えを、常に心がけるべきだと考えます。


では「いつ」発生するか?


今の科学水準では発生日時までは予知できません。しかし、いつか地震予知ができる時代もくるかもしれません。少なくとも、緊急地震速報は少し前の時代にはなかったものです。


科学は、少しずつ進歩し、人々の役に立っていると思っています。今分からないことが、明日分かるかもしれません。明日分からなくても、いつか未来に分かるかもしれません。


私は「分からないものは分からないまま、心に持ち続けるべき」だと思っています。そして、心の中で常に問題意識を持ち続け、機会がある毎に思い出し考える。私自身、そうしています。自分が生きている間に答えが出ないものもあるかもしれません。それでも、安易に答えや結論は出さないようにしています。そのことは、小さなことかもしれませんが、実は大切なことなのだと思っています。



(2015.4.5 公開 2015.4.11 更新)

(以下、不謹慎な内容もありますが、寛大にご容赦ご理解ください)


「奇跡」というものは、本来、滅多にあるものではありません。しかし「本物の奇跡」であれば、それは万人が認めるものでしょう。そして「本物の奇跡」を起こしたなら、その事実は歴史に永遠に刻まれることでしょう。私が今思いつくもので、二つ、「本物の奇跡」を起こせるチャンスがあると思います。


「奇跡の予言のトリプルチャンス」

何のチャンスか? それは、

 ① 首都直下型地震

 ② 東海地震

 ③ 南海地震

「いつ」発生するかを「当てる」チャンスです

これらの地震では甚大な被害が予測されています。「力」のある方には、是非、それが「いつ」発生するか、正確に「予言」して欲しいと思います。そのことで多くの人命が救われ、日本が救われるなら、それは「本物の奇跡」でしょう。

※ 後から「実は予言していた」等と言うことはNGとします。


「今すぐ出来る奇跡のビッグチャンス」

これは東日本全体の放射性物質を取り除くことです。そして、福島の原発事故を収束させることです。様々な「力」を日々示している方がいると思います。その「力」によって、福島や東北の美しい自然と、かつての人々の生活を取り戻す。これが出来たなら、日本だけでなく世界も認める「本物の奇跡」として永遠に語り継がれると思います。

日頃から「奇跡」や「予言」を起こしている方が、世の中にはいると思います。今回の二つのチャンスは、本当にその「力」を世間に示せる大きなチャンスです。是非「本物の予言」や「本物の奇跡」を見せて頂けたらと思います。

この二つはいつでもエントリーできます。自分の力を示す機会です。自分の正当性を示す機会です。真の尊敬を得られ、歴史に名前を残す機会です。多くの人々の命や魂を救い、日本や世界の自然環境を救う大きな善行の機会です。それをしない理由がないくらい、またとない大きな機会だと思います。

私はエントリーできません。

したくても、自分には未来は「分からない」からです。また、放射性物質を消し去るような力をもっていないからです。それらが出来るなら、多くの人々を救いたいと切に思います。


「奇跡」と「本物の奇跡」

その違いは天と地ほど違うものだと思っています。

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