発達障害を
ユニーク=
ヒューマニティ症候群と
呼んでみませんか?
突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。
今回のブログは、いつにも増して不思議な視点からの内容かもしれません。それでも誤解を恐れず書いてみたいと思います。
失恋で落ち込まない人はいないと思います。
それは、恋愛をしている時、人は「本当に生きている」からだと思います。
恋愛は、人が最も人間らしくなるものの一つなのだと思います。だから、失恋をした時、普段以上にナイーブな感性があり、だからこそ傷ついてしまうのだと思います。
それでも、昔の失恋は段々と淡い思い出にも変化していくと思います。時に思い出して、しばらくしみじみすることがあっても、もう戻れない時間と、自分の現実を振り返り、後悔したり色々な想いが交錯しつつも、過去のことだと理解するのだと思います。
しかし、失恋の痛手をとても引きずりやすかったり、落ち込みがとても大きくなかなか立ち直れない人もいると思います。もともと恋愛中も、相手の些細なことに大げさに反応してしまったり、取り越し苦労が多かったり、自分でも疲れてしまったり、相手を疲れさせていると思っていたり(失恋の理由も、周囲からすれば「それが理由で?」というものだったり、よく考えると自分中心的な理由からであったり)、、、
もしかしたら、恋愛でとても傷つきやすい人の中に、発達的な傾向を持つ人がいるかもしれません。
褒められるととても嬉しいのに、失敗を常に怖がっている自分がいるかもしれません。
とても感受性が高くて、傷つきやすい自分がいることを分かっている人もいるかもしれません。
もともとマイナスの出来事を引きずりやすい人もいるかもしれません。
自信がなくてとても慎重なつもりなのに、それでも失敗が多い自分が好きになれない人もいるかもしれません。
恋愛で傷つきやすい人でそういったことを常に感じている人がいたら、このサイトを所々読んでみてください。
恋愛のことは治療の範囲を超える事だと思いますが、日常的に「引っ込み思案すぎる自分」がいたり「自信がない自分」がいたり、その理由に発達的な理由があるとしたら、もしかしたら日常の辛さを軽減できる可能性はあると思います。
失恋の痛手が大きい人=発達的な特徴がある、ではありません。その点は誤解のないようにお願いします。恋愛は人を最も人らしくするものです。痛手があって普通です。ただ、それが大きすぎる場合、それに理由があるかもしれない、そう捉えて下さい。
(2015.8.12 公開 2016.2.3 更新)
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