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Blog【新型コロナ:9月入学論に緊急質問】

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ここ数日、全国の都道府県知事さん方から「9月入学論」が急に浮上してきました。

グローバル化であったり、社会変化の時でないと改革できないから、などと論じられています。本来は緊急事態宣言下である現在の子どもたちが強いられている休校措置を考えての一案だと思いますが、とても大切な視点がすっぽりと抜け落ちてると感じました。

それは、コロナウイルスが風邪ウイルス由来の性質上、今後2−3年は全世界的に感染が持続する可能性があり、かつ冬季になれば再び第二波のピークが来るかもしれず、もし今年の9月に入学が変更されても、その後10月11月12月に再びコロナウイルス感染者が増えて、再びの緊急事態宣言や、再びの休校措置があり得ることも考えられます。

そこの点が、この議論からすっかり抜け落ちていないかがとても心配になりました。

医学的にはそのような予想もあるなか(各国の研究や論文でも出始めています)、子どものためと言いながら、9月入学という「持論」を実現するチャンスと考えているなら、子どもファーストではないと思います。



(2020.4.30 公開)

各業界に自粛要請などをおこなっている都道府県知事の方々は、新型コロナウイルス感染のことをレクチャーされているかと思います。それなのに、今後今年の夏頃には完全収束すると思ってしまっているなら、中小企業への支援も見通しをもったものにならず、国民の多くが感じているようにその場しのぎ的な支援に感じられるのだと思います。

もし、今度の秋冬に新型コロナウイルス感染の第二波が来ると理解・想定があるなら、9月入学論よりも、経営に苦しんでいる中小企業のみならず全ての民間企業に対した年単位以上の見通しや支援を考えるべきで、それこそ国民ファーストなのだと思います。このままでは、9月入学論ファーストになってしまいます。

私は、9月入学論を唱えている知事さん方に、もし新型コロナウイルス感染の第二波が来る危機感が抜けているとしたら、感染症の専門家かから、改めてレクチャーを受けるべきかと思います。

如何でしょうか?

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