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突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。

Blog【新型コロナ:いつがゴール?】

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新型コロナウイルス感染の収束、つまりゴールはいつになるのでしょうか?

それは、おそらく「集団免疫の獲得」つまり「抗体保有者・抗体保有率を増やす」しかないのだと思います(これはロックダウンの手法とは矛盾します。ゆえに政治判断または国民のコンセンサスが必要です)。


具体的には、日本も含めた世界全体の少なくとも50〜70%ぐらいの人々が新型コロナウイルスの免疫を獲得する、つまり新型コロナウイルスに有効な抗体を保有するようになる状態に至って、ようやくゴールが見える状態になるのかと思います。

集団免疫の成立は集団人口の70−80%程度とも言われますが、個人単位での免疫獲得は抗体を保有したらです。抗体を保有するには、現在では二つの方法しかありません(もしかしたら未知の第三の方法があるかもしれませんが)。


① 新型コロナウイルスに感染し治癒する

② ワクチンが開発されて感染するまえにワクチン接種で抗体を獲得する


今はまだワクチンがありません。風邪ウイルスの一種であることから考えるとワクチン開発は難しかもしれませんが、やってみなければ分かりません。世界のどこかでワクチンが開発されることを願ってやみません。

(2010.5.2 公開)

新型コロナウイルスは風邪ウイルス由来のために、非常にやっかいなのだと思います。いまだに風邪が世界からなくならないように、今後も消え去ることはなく、常に人から人へ感染しながら人類と共存していくのだと思います。今回は風邪ウイルスではあるものの新型ゆえに、多くの人々が軽症で経過する一方で、非常に重篤化する人々がいる、いわばロシアンルーレットのような状態になっているのだと思います。

いつかは重症化する人も減るとは思います。いつかは一種の風邪扱いになるかとも思います。しかし、それまでの期間、重症になった人々が十分な医療を受けられる体制を維持しなければならず、そこが今後1−2年の対策の考え方の根元なのかと思います。語弊を恐れず言うならば、部分的なロックダウンの状態で人の行動をある程度コントロールしつつ、じわじわとした感染拡大をさせつつ、表面的には一定数の感染者数で経過して、重症患者さんはしっかり医療ケアを受けられるようにする。それを辛抱強く我慢し続け、いつか収束すれば、対策としては成功かと思います。医療崩壊せずにここ1−2年を経過できたら、一番被害者が少なく済むのかと思います。


一気にロックダウンして、ウイルスを一気にこの世から消し去る。しかし、それは不可能な「幻想」であろうと早く気がつき、現実を直視し、根気よく共存の方法を探る。私はそう思っています。それは日常生活も経済活動も含めた人の活動の全ての場面で同じだと思います。

いつか風邪の一種に考えられるくらいになって、平穏な日々が戻ることを願っています。

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