発達障害を
ユニーク=
ヒューマニティ症候群と
呼んでみませんか?
突飛な提唱ですが、最後までお読みいただければ幸いです。
本当の致死率は?
どのくらい危険な病気なのか?
これも私見としてお読みください。
また現在の日本の状況からの推測とお考えください。
(世界では日本の感染や治療状況より悪い状態の国の方が多いのが実情と思います。医療体制のお陰なのかウイルスの型によるのか、日本はまだ恵まれています)
新型コロナウイルス感染がどのくらい危険なのか。それは、感染した人の中から、残念ながら命を落とされてしまった方の数がどのくらいか、その二つの数字が分かれば計算をすることができます。命を落とされた方やご家族にとってはかけがえのない命なのですが、あくまで統計的に計算をしてみます。
5月31日現在(日本)
PCRでの陽性者:16851人
死亡者数:891人
これは国の統計ですが、この数字以上に潜在的な感染者は全国にいると考えられます。それを推測するのが「抗体検査」です。無作為にあるまとまった集団に抗体があるかどうか検査をして、何%の人がすでに新型コロナウイルスに感染して治癒しているのかを調べる。日本はこの抗体検査が遅れていますが、アメリカ、ヨーロッパなどではすでに検査が行われています。日本でも、東京都が6月以降に、国も同じく6月以降に10000人単位での調査を行うとしています。海外の状況では、ニューヨークでの報道では一時10%前後の数字が報道されていました。
日本ではどうなのか。
4月上旬に神戸のとある病院で外来患者さん1000人に抗体検査を実施したところ、3.3%の陽性と出たと発表がありました。他にも自主的に抗体検査を行っている医療機関の速報で5〜6%という数字も出ていました。そこから2ヶ月ほど経過した今、少なく見積もっても数%から10%くらいの抗体保有率になっているのではないかと勝手ながら推測します。
推測:6月1日現在、日本人口のおよそ数〜10%くらいは抗体を保有、つまり新型コロナウイルスにすでに感染して治癒して免疫を持っている。
そんな可能性も否定できないと思います。もし仮に、日本人口1億2650万人の数%、おおよそ900万人くらいと推測想定してみます。
推測想定:日本の人口の900万人程度はすでに新型コロナの抗体を保有している。
現在の新型コロナによる死亡者数をおおよそ900人として
死亡者数900人/推定想定900万人
→ 致死率は1万分の1(つまり0.01%)
よく比較される数字では、
全国の交通事故での死亡者は昨年は3215人でした。
インフルエンザでは日本では毎年3000人以上の方が亡くなっています。
またPCR検査は実際の感染のどのくらいを把握できるのか。
PCR陽性者16851人をわかりやすく2万人としてみます。
2万/900万人
→ 450分の1
つまり、PCR陽性者の450倍は感染者がいる可能性がある。
これらの人は無症状のまま免疫を獲得し抗体をもったり、軽症レベルで治癒したり様々だと思われますが、少なくともPCR検査をしなければならない程の症状にはなっていないということかと思います。
こうなると、抗体検査も含め、より全体を正確に把握していくことが必要かと思います。それが今後の見通しや人々の不安の軽減にも繋がると思います。
また、集団免疫を獲得しなければ、いつまでもゴールにならないとしたら、やはり、持続的に感染は社会全体であるものの、治療すべき人を素早く見つけて適切な医療を受けられる体制を維持することが肝要なのだと思います。
(2020.6.1 公開 2022.12.28 タイトル誤記修正)
集団ヒステリー状態
新型コロナウイルスを過剰に恐れて「他県者は来ないように」という雰囲気になっては、それは「集団ヒステリー状態」なのだと思います。人は自分だけは病気にかからない、かかりたくない、そんな幻想を抱きがちです。だから自分以外、特に見知らぬ人々をまるで汚染物のように遠ざけてしまいます。医療関係者への差別や、宅配業者さんへの過剰な差別なども人が持つ性質が集団ヒステリー状態を作り上げた結果かと思っています。考えてみてください。感染を疑われて人々から汚いもののように扱われたとしたら。その悲しみを推し量るべきかと考えます。病者ならば治療を受ける弱者のはずです。それを虐げるようなことを本来していいのでしょうか?身内の方が新型コロナウイルスで亡くなっても、感染への忌み意識から周囲にも言えず、お葬式もできず、ただでさえ大切な身内を失った上に社会からも孤立している、そんな状況の人が少なからずいるはずです。
おそらく新型コロナウイルスの感染から無縁でこの状態が収束することはないと思われます。世界の全ての人が感染するくらいの状態になり、世界全体が集団免疫を持つまで収束とはならないと思います。感染なしでは収束しないという矛盾、しかし、これは太古から人類が感染症と戦いながら免疫を獲得してきた経緯でもあります。この矛盾をどう乗り越えるか、とても思慮深い対策や行動が必要なのだと思います。
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